痙攣(けいれん)したときの対処法(4/4)


埼玉県川口市立医療センターの副院長であり小児科医でもある山南貞夫先生が「痙攣(けいれん)」について解説します。
 
第4回目のポイントは・・・
 
・痙攣が起きた場合は、あわてずに時間を計る
・どこが、どのように痙攣していたかを
 医師に説明できるよう観察しておく
・多くの場合、痙攣は3~5分以内に治まるが
 それ以上続く場合は救急車で病院へ
・熱上がるときに起きやすいので解熱剤は逆効果
 
Q:痙攣(けいれん)とひきつけの違いは?
・医学的には痙攣。一般的にはひきつけ
 
Q:痙攣したときの対処法は?
・落ち着いて時間を計る
・口に物を入れてはいけない
・目や口、両手両足の様子をきちんと観察する
・熱性痙攣は熱が上がるときに起こりやすい
・2〜3分以上続く場合は救急車を呼ぶ