胃腸炎による下痢・嘔吐について(2/3)


「夏に起こりやすい病気」について、埼玉県川口市立医療センターの副院長であり小児科医でもある山南貞夫先生が解説します。
 
第2回目は、「胃腸炎による下痢・嘔吐」
 
Q:下痢はどんな病気?
・冬はロタウイルス、ノロウイルス
・夏はアデノウイルス、エンテロウイルス
・ウイルス性で軽い急性胃腸炎と
 細菌性で注意が必要な急性胃腸炎がある
 
Q:対処法は?
・細菌性の胃腸炎は重くなることが多いので入院
・ウイルス性の場合は軽いので水分と塩分補給
・医薬品の「OS1」が理想的な濃度
・笑顔があれば様子をみても大丈夫
・下痢止めの薬はNG
・よく子どもを観察する